CROSS TALK
東急リゾートサービス × スペシャル対談
他業種対談 −箱根編−
other types of position
-HAKONE-
違う仕事をしていても、
見つめる先は皆同じ
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Gunji
Satoshi
郡司聡史業務統括部
国際営業グループ
2008年入社 -
Takahashi
Natsuki
高橋菜月オペレーション
営業グループ
(勝山)
2013年入社 -
Numazaki
Tomoharu
沼崎知春東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園
2013年入社 -
Saito
Michi
斎藤眞東急ハーヴェストクラブVIALA箱根翡翠
2013年入社
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サービスを提供することで、学ぶこと
高橋
こうして違う業種の方が揃うと、東急リゾートサービスにはいろいろな仕事があることを改めて実感しますよね。数あるホテルの中でも皆さんがここに入社を決められた理由ってなんですか?郡司
私はもともとホテル業にとても興味があったんですけど、一つの施設で働き続けることは自分の性格上難しいだろうなと思っていたんです。そんなときに、全国にリゾート施設がある上にホテル、スキー場、ゴルフ場、さらには別荘まである東急リゾートサービスを知りました。様々な業種があるので仕事の種類が豊富な上に、全国で仕事ができることが私にとって一番魅力的でしたね。高橋
もともとサービス業がお好きな上に、業種が多いことに惹かれたのですね。実は私が受けたサービス業の会社はここだけなんです。東急リゾートサービスを受けた一番のきっかけは、大学生のときにはまったスノーボード。本当に好きだったので、スノーボードに関わる仕事をしたいと思ってここを受けました。お客様に選んでもらえるゲレンデをつくりたくて、施設も多いこの会社がいいなと思ったんです。
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齋藤
私は郡司さんと同じで元からホテル業に興味があって、ホテルの専門学校で勉強していました。就職のときはいろいろ悩んだんですけど、リゾートに遊びに来られるお客様をお出迎えできたらいいなと思って。私自身、遊びに行くことが大好きなので。沼崎
自分の興味があることを仕事にすることは長く続ける上でも大事かもしれませんね。私はもともと工業高校の出身なので施設管理課に入ったんですけど、実はホテル業自体にはテレビの特集番組を見たときに興味を持ちました。興味があるホテル業に関われて、なおかつ持ってる知識も活かしたい。さらには色々な施設の機械を見てみたいと思っていた私にとってここは良い職場だったんです。高橋
なるほど。皆さんもいろいろな想いを持ってここに来られたんですね。そういえば、東急リゾートサービスの第一印象ってどうでしたか?私の場合は入社した年の人事の方が本当に温かくて、人がすごく良いという印象でしたよ。齋藤
そうですよね。すごく柔らかいイメージで、いい雰囲気の会社だなと最初に思ったことを覚えています。入社して3年経った今もイメージはほとんど変わらず、思った通りの働きやすい職場だなと思います。
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沼崎
確かに、私もそう思いました。すごくフレンドリーだなという印象が強いですね。高橋
その親しみやすさは接客する上でも大切になってきますよね。実は私、もともと接客経験がまったく無くて。就職してスキー場に来てから初めてしたようなものだったので、最初は接客の楽しさを掴みきれず模索していました。そんな中でも多くの人と話をしていくことで、楽しさが徐々にわかってきたんです。スキー場で働いた3年半で自分なりの接客スタイルができたのですが、そこで気づいたのが、大事なのは礼儀だけでなくこちらから歩み寄ること。試行錯誤しながらも、こちらから歩み寄ればお客様も近づいてきてくれる。スキー場では大抵のお客様と一度しか会わないんですけど、気持ちよく過ごしていただくためにも良いサービスは大切ですよね。齋藤
高橋さんが接客に苦手意識があったなんて、すごく意外です。そんな風に接客業の楽しさを知ってゆく人もいるんですね。苦手意識があっても接客が好きになれば、ここでの仕事は楽しいですよね。私がフロントをしていて思うのは、コミュニケーション能力が高ければ高い人ほど話の膨らませ方は上手ということ。私自身、先輩方の話を聞きながら、会話はこう膨らませるんだなと日々学んでいます。
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沼崎
齋藤さんも先輩から学ばれることが多いんですね。私の場合も周りが先輩ばかりなので、学ばせていただくことばかりです。それから施設管理は人が少ないので、お互いに連携を取って仕事を進めていくことが重要になります。思いやりが大切ですよね。齋藤
確かに、思いやりや気遣いは大事ですよね。お客様とお話するときも思います。人をよく見て、この人は話しかけていいな、とか、この人は話をせずにゆっくりしたいんだなと、見分けることはサービスをする上でも大切なので。郡司
お客様をよく見た上で良いサービスを提供することで距離が縮まっていくと嬉しいですよね。私はゴルフ場に勤務していたことがあるのですが、ゴルフ場はフランクな関係を好む方が多い印象でした。ただ、齋藤さんが言う通り、見極めは大切です。それでもやっぱり、かしこまるよりも楽しく話す方が好きな方が本当に多い。点数やゴルフクラブのギア、試合の話が好きな方が多いんです。高橋
そうして見極める力が強い方が多いからか、スキー場に関しても他の場所よりサービスがいいなと感じることがあります。それにホテルが併設されているスキー場もあって、そのホテルの会員券を持ってる方のなかには毎週スキー場に来てくださる方もいらっしゃるんです。なので、シーズン中は「ただいま」と言っていただけるようなフレンドリーな関係になれます。これは会員制ホテルがスキー場にリンクしているという、なかなか無い環境のおかげです。東急リゾートサービスのスキー場はホテルとの連携がかなり多くて、両者でプランを組んでお客様を誘致していますね。郡司
私の場合実際には接客業をゴルフ場でしかしていないのですが、自分が異動してもお客様に会えるのはここの強みだと思います。例えばゴルフ場にいても、この前東急リゾートサービスのホテルに泊まったよって話を聞くんです。もしゴルフからホテルに異動したとしても、どこに行ってもお客様にまた会える可能性があるのは東急リゾートサービスのいいところですよね。
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ひとつの会社で、他のホテルではできない多様な経験を積む
齋藤
私は今ホテルのフロントをしていますが、他の仕事にもとても興味があるんです。皆さんは普段どんな業務をされているのですか?郡司
私は今本社の国際営業グループというところで働いています。その名の通り外国人のお客様の集客をするのですが、今年の4月にできた新しい部署です。ホテルに限らず、スキー場やゴルフ場にも誘致しています。沼崎
時代に合わせてできたグローバルな部署ですね。私は箱根甲子園で施設管理をしているので、基本的に外に出ることはありません。中央管理施設で空調やボイラーを監視して、客室の備品などの修理を行っています。ところで、国際営業グループということは英語もよく使われるのですか?郡司
実はまだ英語はそんなに使ってないんです。営業では日本の旅行エージェント様への営業が多くを占めますので。でも海外出張は行きますよ。そういうときには英語を使いますし、実際に海外のエージェント会社に伺う際は英語を使うこともあります。
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齋藤
私は箱根翡翠でフロントをやっているのですが、実感として海外からのお客様はまだ少ないですね。でもそんな部署があるということは、これから外国人のお客様も増えてくるかも知れませんね。郡司
ええ、実際海外からのお客様は増えてきていますよ。今はホテルよりもスキー場に外国人のお客様が一番入っていますけどね。それに伴って、海外の方が働くチャンスも増えてきていると思います。中国や台湾出身の社員が特に増えてきていますね。齋藤
そうなんですね!それなら私も英語ができないとだめですね(笑)。私がいる箱根翡翠のフロントの主な業務内容は、予約対応や電話対応やチェックイン、チェックアウト、あとは部屋までのご案内など、いろいろやっています。隣の甲子園は部屋までのご案内はしていないようでして、ホテルによっても仕事は少しずつ変わってくるんです。高橋
場所によって仕事や雰囲気が変わるんでしょうね。私はずっとスキー場で働いていたのですが、今は本社のホテルスキー事業部スキー運営推進グループというチームで働いています。やっぱり現場と本社では雰囲気が全然違いますね。仕事の内容もまったく違います。今の私の主な仕事内容としては、全部で9ヶ所あるスキー場の各現場から情報を聞いて、それぞれの環境をより良くするためにこちらから提案できることを探して、現地のサポートをしてくことです。沼崎
より良いサービスを提供するためのサポートという意味では、私がしている仕事と通じる部分がありますね。お客様に気持ちよく過ごしていただくための場所を守るのが私たちの仕事なので。齋藤
同じ東急リゾートサービスにいながらこんなに違う仕事をしていたなんて、改めて聞いて驚きました。本当に仕事の幅が広い会社ですね。
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お客様の期待を裏切らないサービスを提供し続けるために
郡司
東急リゾートサービスの良いところはたくさんありますが、ゴルフ場の現場から本社に来てからは、仕事のバリエーションが多いお陰で世界が広がりました。例えばゴルフ場の場合は会員制事業なので、「会員制事業」に関する仕事に固執してしまう。だけどいざスキーの仕事を見てみると、まったく会員制じゃないんですね。本社に来てからはブライダル事業が増えてたりして、こんな仕事あるんだ、と驚きの連続でした。高橋
それは私もわかります。今年度の10月から本社に来たのですが、雰囲気からして違うんです。現場ではスローな時間が流れているのに対して、本社の方は仕事の種類が人によって違って常に流動性がある分、時間が速く流れているように感じるます。それに郡司さんのおっしゃる通り、仕事の多様性も感じますね。齋藤
多様性という意味では現場のフロントの私も感じます。普通は役割分担されてしまうホテルのフロント業務ですが、予約管理や部屋案内、チェックインやチェックアウトなど、様々な仕事が経験できので。一つの職場にいながら自分のできることや知識が増える楽しさがありますね。
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沼崎
知識が増える楽しさは私もよくわかります。基本的に私は箱根甲子園で働いているのですが、箱根翡翠で働いたこともあるんです。機械のシステムが違ったりして、同じことするにしてもやり方が違うことがわかったんですよ。多くのことを一つの会社で覚えられるのは、全国に施設がある東急リゾートサービスならではですよね。郡司
現場の方もやりがいを感じて働かれていると知れて嬉しいです。今私がいる部署は営業的要素が多いのですが、同時に現場からリクエストをもらうこともあります。もちろん、より良い現場環境をつくるためにも対応していきたいと思ってますが、改善することが必ずお客様のためになることなのかを常に考えるようにしています。会社側の都合ではなく、お客様観点が大事だと思ってるんです。従業員に負担がかからないようにと考えてしたことが、お客様の負担になっていたら意味がないですよね。齋藤
それは本当に大切なことだと私も思います。「お客様に喜んでいただきたい」という入社した頃の気持ちに帰って考えるようにしています。その気持ちが、期待を裏切らないサービスをつくるのでしょうね。沼崎
全国に施設がありますが、どこに行っても「やっぱり東急はいいな」と思っていただけるのが一番ですね。そのためにも、施設の管理をしっかりしていこうと思っています。入社して3年半経った今も知らないことがたくさんあるので、もっと学んで深く知っていきたいですね。自分の手に負えないことがあると業者さんにも助けてもらっていますが、機械や電気、危険物に関わる資格を取って自分の手作業ができるようになりたいです。ところで、皆さんは何か目標はありますか?郡司
これだけホテル事業がメインの仕事でありながら、実は私はホテル業務をしたことがないんです。もともとホテル志望だったのですが(笑)。ホテル業、特にフロントマンがやりたいと思っていたんです。今はほかの仕事をさせていただけて楽しいのですが、どこかのタイミングでホテルへ行けたらいいなと思っています。高橋
そうだったんですね。私は希望した通りスキー場に関わる仕事をずっとさせていただいているので、入社当初から掲げている、「スキーやスノボする人から選ばれるゲレンデをつくる」という目標を達成したいと思っています。ゲレンデについてもまだ知らないことだらけなので、今以上に現場を知っていきたいですね。その上で、現場のサービスだけでなくハード面をどう変えるかを今の部署で考えてゆきたいと思っています。ゲレンデの規模や施設の充実度、リフトで「いってらっしゃい」というひと言がある施設とない施設ではどっちが選ばれるか。そういったことを考えて、より人に選ばれるゲレンデつくりをしていきたいです。齋藤
私はやっぱり接客をしていたいので、ホテルに関わり続けたいと思っています。ですが、新しいことも挑戦したいので、今は施設のオープニングスタッフがとてもしたいです。一から良いホテルつくりをしていきたいですね。沼崎
皆さんいろいろな目標を持って日々頑張っているのですね。前向きな姿勢の皆さんを見ていると私も頑張ろうと思えます。これからもよりお客様に喜んでいただけるサービスを提供しつづけるために、それぞれ前に進んでいきたいですね。
MESSAGE
学生にメッセージ
こうしてみるとわかるように、東急リゾートサービスという一つの組織にいながら私たちは皆自分の好きな仕事をしています。職種も豊富なので、成長に合わせて自分の好きな仕事に対して多様な関わり方をすることもできるのです。したいことは決まっているけど、同時に幅広く経験を積みたい人。ただただサービス業が大好きな人。ぜひ東急リゾートサービスで一緒に働きましょう。